3月18日 新ワンラブで巡回診療スタートしました。
ラジオで、
●「義足と杖」のみを配布する。
●キガリ市内の3つの地域のみ受け付ける。
ということを伝えたにもかかわらず、アナウンスが流れたと同時に鳴り響く電話。
私の母親は年取って歩けない。だから杖が欲しい。
子供の背中に瘤がある。何とかならないか。
事故で歯を失った。入れ歯は手に入るのか。
目が見えづらいから、眼鏡をくれ。
など案の定よろず相談になった。終いには電話が多すぎて、取るのをやめた。
そして当日。朝5時過ぎ、朝の鳥が鳴き始める前に人も集まり始め、スタートの8時には団子状態になり、ちょうど朝の通学や通勤の車も通る時に、来るわ来るわ、障害者の皆さん。前日にテントを張ったが、既に入りきらない。そして足を切断した人だけでなく、とにかくいろんな障害の皆さん。
この人たちをどう捌いていくかが勝負の決め所なのだ。
それぞれのスタッフに役割分担は伝えてあるが、その通りに動かないのもルワンダの皆さんの特徴。あっち行ったりこっち行ったりするので、余計にややこしくなる。
更にはみんな少しでも受け付けに近づこうと(つまり自分こそが義足と杖を手に入れたいから)にじり寄ってくるので、通路がふさがる。
こういう時に強気に出られるのが私。毛色の違う人間なので、有無を言わさず彼らを散らせるのが私なのでした。
もう書きたいことは山のようにあるのだけど、それはぼちぼち書くしかない。
とにかく昨日はインターンの皆さんもお手伝いしてくれて、思ったよりも早く(夕方4時頃)終了した。午後になり、向こうの方に暗雲が迫ってきたので、この雨季、どしゃ~っと雨が降ってきたら、それこそどうしようもなくなるので、強気になって終わらせた。
どっと疲れた。





